Snow Dream

夢は全員が叶えられるものではないけれど…

ジャニヲタ27年目、ある日突然SnowManの沼に沈んだ話。①

まず始めに、私のことを少し紹介しておこうと思う。(少し長くなるので飛ばしてもらっても問題ない)

ジャニーズを応援するようになって27年目になるアラフォー独身女。

関西住みであるが遠征は、仕事が休める限りどこへでも行く。(今はコロナ禍のため制限されるが)

 

ジャニーズとの初めての出会いは小学5年生の時だった。

それよりももっと前にSMAP光GENJIを目にし曲も聴いてはいたが、自分の意志ではっきりと「これがジャニーズか!」と認識したのが5年生だったので、私のジャニーズヲタク人生はここからスタートしたのだと思う。

その時にキーパーソンとなる人物が私の親友Rである。

Rは私にとっていろんな意味でかけがえのない存在である。

Rと出会ったのは小学2年生の時だが、その時は特に仲良くならず普通のクラスメイトとして接していたと思う。その3年後の小学5年生の時、今となっては何がきっかけだったか思い出せないがとても仲良くなった。

週6で遊ぶことは普通で自他共に認める『親友』となった。

そんなある日、Rの家に遊びに行った私はRに「面白いから」と見せてもらったのが…

KinKi Kids堂本剛くんが演じる金田一少年の事件簿だった。

そこから剛くん、KinKiの沼に落ちるのは早かった。

ここでひとつ。私の家庭はとても厳しく、大人が見るものだとドラマはもちろんバラエティーも幼少期は見ることは許されなかった。小学6年生まで20時就寝、とにかく世間を知らない子どもだった。

そのため、金田一少年の事件簿はRの家に遊びに行った時か祖父母の家に泊まりに行った時にしか見ることができなった。

もちろん、ジャニーズのファンクラブに入ることなど許されるはずもなく、完全なお茶の間ファンとして数年を過ごすことになる。

 

中学に入った頃から少し緩くなった我が家。ドラマを見ることも許されるようになり、初めて自分のお小遣いでCDも買った。

J-FRIENDSのPeople of the Worldである。

冗談抜きで死ぬほど聴いた。生まれて初めて自分のお金で買ったCD。嬉しくてたまらなかったのを覚えている。

 

それから転機となったのは高校2年生だった。

遂に、いろんな障害を乗り越えKinKi Kidsのファンクラブに入会したのだ。

それからはKinKi一色の世界だった。

初めてのコンサートは大阪ドーム。一緒に行ったのはRだった。

一年に一度しかないKinKiのコンサートは当時、高校生だった私にはかけがえのない時間だった。1公演を一秒も見逃すまいと全力だった。グッズはお小遣いの中で買うため厳選して買っていた。

 

それから数年、KinKiを通じて他のジャニーズも見るようになり、三馬鹿と出会った。

三馬鹿きっかけで、関ジャニ∞が結成される前の8人に出会った。

大倉忠義くんに落ちた。

デビュー記念の握手会では会話を交わし、そこからは毎年松竹座にも通った。

KinKiと並行して関ジャニ∞も応援するようになった。

KinKiは熟年夫婦のような関係、関ジャニ∞は彼氏のような関係。

 

KinKi Kidsには精神的に支えられ救われた部分が大きく、ひた向きに頑張る関ジャニ∞には何度も何度も励まされた。

関ジャニ∞はデビュー前から本当に苦労してきているし、デビューしてからも険しい道のりを歩んできた。関西という場所のせいで東京のジュニアよりも苦労してきた部分は本当に多い。実際、売れるまでに時間がかかったし、私が好きになった当時はライブでも忠義くんのうちわを持っている子はほぼいなかった。周りの友達にも「関ジャニ∞?ジャニーズ?」と返されることが多く、特に“大倉忠義”は誰も知らなかった。

KinKiはその点、ジャニーさんのお気に入りということもあり売れるまでに時間はかからなかったが、「二人組」という点や「世間と二人が思うKinKi Kids像にずれがある」という点ではとても苦労してきたと思う。また、剛くんに関しては20代にパニック症候群を患い、当時は今のように休むことが許されなかったため病気と闘いながらの活動で、心無いアンチからの攻撃をたくさん受けて辛い思いをたくさんしてきたと思う。

 

両グループの苦労や困難を乗り越える姿を二十数年見てきた私は、同じ時代を彼らと過ごせていること、彼らと出会えたこと、応援できていることに常に感謝している。

ジャニーズと出会って行動力がついた。一人で飛行機や新幹線や夜行バスに乗ることはお手のものだし、彼らを応援するために様々な土地に出かけるようになった。新しい景色を何度も見せてもらっている。

また、たくさんのかけがえのない友達にも出会えた。多くの人と出会って触れ合って自分が知らないことを学んだ。いろいろな揉め事も経験したし辛い思いもしてきたが、それでも今、大切だと思える人たちに出会えてよかったと思う。

 

さて。前置きがとてつもなく長くなってしまったが、私がSnow Manと出会った話を。

ジャニヲタ26年目の冬。

世の中がコロナウイルスという恐ろしいウイルスにかき乱されてきた2020年である。

私をジャニーズと出会わせてくれたキーパーソンのRが急にラインをしてきた。(Rとは頻繁にラインしたり会ったりしないが、もはや空気のような存在のため何も違和感はない)

 

『ゆきちゃん!突然やけど、ゆきちゃんはジャニーズやったら関ジャニとキンキが好きやろ?他好きなグループある?』

 

え?本当に突然やな。と思ったが、彼女は時々、突拍子もないことをしたり言ったりするので特に気にせず質問に答えた。

当時の私の答えは…

『最近可愛いなぁと思うのはキンプリかな』

と、いかにも世間の波に乗った答えである。

すると彼女から返ってきたのは、Snow Manにハマってて来年(2021年)ある滝沢歌舞伎の舞台を観に行きたいけどチケットの取り方が分からない、というものだった。

それと同時に、私もSnow Manに興味があったらいいな~という一言が最後に書かれていた。

舞台のチケット販売はもうファンクラブで終わっているはず、ということと、舞台は無理でも映画をしてるからそれを観たら?と送ると、映画はもう観たという返事がきた。

驚いた。

彼女は私をジャニーズヲタクへと導いた張本人だが、彼女自身はこの二十数年ジャニーズに全く興味を持っていなかったからだ。

そんな彼女が彼らの舞台を観たいと思いチケットの取り方を私に聞いたり、彼らの公開されている映画をわざわざ映画館に観に行ったというのだから。これは本気のやつだ!と思った。

そして、今年の3月28日。私と彼女は滝沢歌舞伎の一般にかけた。

が、もちろんチケットは取れず。お互い泣く泣く諦めることに。

 

ここら辺で自分でも薄々スノにハマっていることに気づいていたが、何故か認められずにいた。長年、KinKiとエイトを応援してきて、腐れ縁のようなものを感じていたことや、スノのメンバーがあまりにも自分と歳が離れていることが引っかかっていたのだ。

最年長のふっかさんでも8歳年下。めめは一回りしたで干支が同じ。ラウールに至っては19歳差。…頑張れば産める(笑)

そんな彼らを私が好きと言ってもいいのか?応援してもいいのか?と葛藤する日々。

それでも、Rがラインをくれた日から彼らのYou Tubeも見ていた私はどんどん彼らの魅力にハマっていった。

 

そして。やはりもう自分に嘘はつけなくなり、彼らを好きだと認めることにした。

ここに至るまでに長い時間がかかったが、彼らの魅力をたくさん知り、もう沼から抜け出せないことを悟ったからだ。

Rも近いうちにファンクラブに入ると言っていたので、私もファンクラブに入ろう!と決めた。

どうせなら、この思いの丈を綴れる場所も作りたいと思い、スノのためにブログを始めることにした。同時にファンクラブにも入ろうと決めた。

それが今年の4月頃。

時期はいつにするのがいいか?と考えたが、私の仕事が4~5月は忙しくゆっくりと考える時間がなかった。スノは6月生まれが多いのでその日にするか?とも考えたが、どうせならSnow Man全員が関係ある日で大切な記念日にしたい、と思った。(記念日にこだわるのはジャニヲタの性である。)

 

そして、思いついたのが8月8日。

 

2019年8月8日。彼らがデビューすると発表された大切な日。

末広がりの8がふたつも並ぶ素敵な日。

スノーマン(雪だるま)の形をした8。

ぴったりだと思った。

それと…関ジャニ∞にとっても8月8日はとても大切な日なので。何か縁を感じた。

 

このような経緯があり、今こうして初ブログを書いているわけで。

相当長くなってしまった上に中身のないブログになったが、これから自分の思いをここに綴っていけたらなぁと思う。

これが投稿される頃には私はSnow Manのファンクラブに入り、晴れて正式に彼らのファンになる。

オリジナルメンバーの頃から応援してきているファンや9人になってから応援しているファン、様々なファンがいると思うが、私がジャニヲタとして27年過ごしてきた中で素敵な人や場所や景色に出会えたように、この“Snow Man”という場所でも同じようにたくさんの人や新しい場所・景色と出会えることを楽しみにしている。

こんなにワクワクする気持ちが久しぶりで、初めてジャニーズと出会った小学5年生の頃の気持ちを思い出しながら、自分でもまだこんなにはしゃげるんだと驚いている(笑)

 

私をジャニヲタ第2章へと導いてくれたSnow Man

彼らの魅力はまた次の投稿で語りたいと思う。